REPORTレポート

≪EDIT CITY 都市の探検と編集 powered by GAKU≫ プレ授業 1日目レポート
2024.03.27

≪EDIT CITY 都市の探検と編集 powered by GAKU≫ プレ授業 1日目レポート

3月25日(月)にGAKU主催の≪EDITCITY都市の探検と編集のプレ授業≫が行われました!
※イベント概要とGAKUについてはこちら https://sunplaza-city.net/news/808/
GAKUは10代のためのクリエイティブ教育の場として、国内外で活躍するクリエイターを講師に迎え、音楽、建築、食、ファッション、デザイン、アートなど多種多様なクラスを展開しています。その中の編集をテーマとしたクラス「EDITCITY都市の探検と編集」が、今年秋より、半年間の講座として中野の街を舞台に開講予定。今回はそのプレとして、全二回の単発授業を開催しました。

プレ授業では、二日間を通して、チームに分かれて中野の街を歩いて撮影し、自分が撮った写真について想い想いに言葉を添える「フォトエッセイ」を作り上げていきます。今回は、年齢や住んでいる場所も異なる個性豊かな10代の方10名が参加してくれました。初日はまず街の散策から。

散策エリアは、以下の赤く囲った3つです。

「よく見る」「立ち止まる」「まっすぐ歩かない」ことで、中野に集まった10代の若者たちは何を発見したのか?
今回は1日目の様子をお届けします!

———————————————————————————————

「1日目スケジュール」
11:00 自己紹介
11:30 講師の山若さんによる“まっすぐ歩かない”レクチャー
12:00 グループに分かれてランチ
13:30 フィールドワーク
15:45 撮影した写真について発表
16:45 振り返り

———————————————————————————————

自己紹介

早速チームにわかれて自己紹介タイム。
最初は少し緊張した様子でしたが、部活や趣味、人気のアイドルの話などで盛り上がり、徐々に打ち解けていきました。
年齢も違いますし、他の学校の人と話すこともなかなかないので、生徒たちはそれだけでも新鮮に感じているようです。

散策エリアはあみだくじで決定

山若さんによる“まっすぐ歩かない”レクチャー

自己紹介が終わったら、外に出て編集者の山若さんを筆頭に住宅街を練り歩きました。
山若さんの歩くスピードがと!に!か!く!ゆっくり!!!!!
実はこれが、簡単なようで難しい、今回の授業で一番大切なことなのです。
山若さんは、じっくり目で見て、心の奥底で捉えることをいつも実践されているそうです。
生徒たちも、慣れないスピードに最初は少し戸惑いながら、山若さんに続いて“まっすぐ歩かない”“心で捉える”練習をしました。

■中野のお店でランチ

山若さんのレクチャーの後は、おまちかねの中野ランチ!

今回のプログラムでは、編集をするにあたり“街を知ること”も重要視しているため、実際に中野の飲食店でご飯を食べる経験も大切にしています。

ここからはチームごとにランチを楽しみました。

ちなみに新井薬師チームの私は中野ブロードウェイB1階にある「レインボウスパイス」で“スパイシーチキンマサラカリー”を注文。
スパイスが効いた本格的なインドカレーでした!辛いものが得意な方におすすめです。
カレーを美味しくいただきながら、生徒たちの春休みの話や山若さんのカレー作りの話(スパイスから作られているそう!)などをしてチームの親睦を深めていきました。


■フィールドワーク
しっかりと腹ごしらえをした後は、いよいよフィールドワーク!
私がいる新井薬師チームは薬師あいロード商店街からスタートしました。
長年地元から愛されているお店が並ぶ商店街。
さっそく、生徒たちはスマホを片手にじっくりゆっくり歩いていきます。
何を撮影するのかも、どういうアングルで撮るのかも人それぞれで個性が光ります。

途中で気になるお店を発見、、、!
店主の方が店先で、販売しているミシンやお店の前で育てている植物の話をしてくださいました。
こんなかたちで、その場で出会った街の方と会話をしながら散策を続けました。

その後も、寄り道しながら歩き続け、気づけば新井薬師駅のすぐ近くに!
普通に歩けば20分程度のところを2時間かけて寄り道しながら歩きました。
10代の生徒と違って大人チームの私はへとへとです。(苦笑)

途中で撮影した写真を共有しあったりしました。

他のチームでは、中野サンモールを散策したり、地域の方にお庭を見させていただいたり、中野の街を肌で感じながら散策していました。


■撮影した写真の発表
散策後は、それぞれ撮影した写真をみんなで共有しました。

塀に置かれた猫のえさ、剝がれかけのタイル、取り残されたジュースの瓶など、いつもなら見過ごしてしまうような、生徒それぞれの“中野らしさ”がにじみ出ています。

言葉にして伝えることで写真を撮った本人も、「どうしてその写真を撮ろうと思ったのか」、「そこから何を感じたのか」、振り返ることができました。
また、他の人がその写真を見て感じたことも共有することで、新たな発見もありました。

2日目は、撮影した写真をさらに深堀してフォトエッセイにまとめます。
撮影した写真が生徒たちによってどのような言葉で編集されるのか、中野という街がどんなふうに表現されるのか期待と不安でいっぱいです。

次回もお楽しみに!!

RECOMMENDおすすめの記事

シェアする