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中野サンプラザをアート作品として残していく「フォトアーカイブ」プロジェクト始動
2023.02.02

中野サンプラザをアート作品として残していく「フォトアーカイブ」プロジェクト始動

惜しまれながら閉館する中野サンプラザの姿を、大きな写真作品として記録し、未来に残す企画「フォトアーカイブ」プロジェクトを開始しました。閉館予定の2023年7月2日までの間、中野サンプラザを実際に使っている、また使っていた皆さんの様子を写したく撮影を行なっていきます。

今回、作品アーティストとして依頼をしたのは写真家 西野壮平さん。テレビ番組「情熱大陸」にも取り上げられ(2022年)、ますます人気が高まっています。西野さんに作品制作をお願いし、閉館前の中野サンプラザの姿を撮影をしていただきます。

西野壮平さんの制作風景例「Mountain Line ” FUJI”」

西野さんは、歩くことや旅を通して得た体験をもとに時間をかけて作品を制作しています。山や街の姿を数万枚もの写真に収めて一つの作品に仕上げていく作風で、大作がいくつも誕生しています。近くで見るとたくさんの人々や風景が、遠くから引いて見ると絵図や地図のようにも見えます。迫力がある作品は、実物を目にすると感動を覚えます。

写真撮影を始めています

中野サンプラザの姿を記録するため、写真の撮影が始まりました

中野サンプラザの閉館までの間に撮影した数万枚の写真が合わさって、中野サンプラザを表す大きなアート作品になる予定です。

  1. 高さ3〜4m予定の、大きな作品の一部として使用します
  2. 近くでよく見るとお顔がわかる場合があります
  3. 撮影した写真の提供、お渡しは致しません

作品のお披露目につきましては詳細が決まり次第、ウェブサイト内や公式SNSにてお知らせをしていきます。ぜひ完成を楽しみにお待ちください!

トークイベントを企画中!

このプロジェクトの企画として、西野壮平さんとのトークイベントを2月中旬に予定しています。詳細や参加・応募方法は、後日下記SNSにてお知らせしますので、ぜひフォローしてお待ちください!

アーティスト紹介
写真家 西野壮平氏

1982年、兵庫生まれ。大阪芸術大学写真学科を2004年に卒業、その後活動の拠点を静岡で制作活動を行っている。2013年日本写真協会新人賞、Foam Talents Call 2013、2016年さがみはら写真新人奨励賞。2018年MAST Foundation Photography Grant受賞、2020年岡本太郎芸術賞入賞。

主な展示にDAEGU PHOTO ビエンナーレ(2010年・大邱、韓国)、日本の新進作家展vol.10(2012年・東京都写真美術館)、フェスティバル Images Vevey (2012年・ヴェヴェイ、スイス)Of Walking グループ展(2013年・Museum of Contemporary Photography, シカゴ)「New Work: Sohei Nishino Exhibition」個展(2016年・サンフランシスコ近代美術館、アメリカ)等がある。

西野さんの公式サイト・SNSはこちら

Diorama Map “Rio de Janeiro”
「Mountain Line “FUJI”」
2020年、2年ぶりに開山した富士山の登山風景を撮影し1枚の絵に仕上げた、高さ約4mの大作。
「Mountain Line “FUJI”」部分
「Mountain Line “FUJI”」部分

お問い合わせ・ご協力のお申し出について

このプロジェクトは、中野サンプラザシティエリアマネジメント準備会により実施しています。
ご関心・ご協力の可能性がございましたら、お問い合わせフォームからぜひご連絡ください。

お問い合わせフォーム


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